これはもう、なるようになるしか無いのかなあとあきらめかけた頃、電車の中で5歳くらいの男の子が今にも眠りそうになっていて、彼の左の親指が半開きになっている口を探して空中をさまよい漂っている姿を目にしてしまい、「うちの子がああなったらみっともない!」と感じてしまいました。(自分の子供の指しゃぶりが恥ずかしいのは親の見得?)
さらに、我が家のもうひとりの子供が数人のおとなを相手にはしゃぎまくっている一方で、ひとりぺたんと座り背を丸くして親指をしゃぶりながらTVをボーっと見ている我が子を見たとき・・・。これは何とかしないと「おとなしいから」と放っておかれてはたまらないという気持ちになりました。(子供の発達に悪い)
極めつけは、この冬鼻風邪をひいて受診した病院から感染性腸炎をもらってきたようで、指しゃぶりをする子が最も早く強い嘔吐・下痢症状を起こし、ついでに家族と世話をしてくださっている人全員に二次感染させたという事実があって(医学的にも問題だ!)、これはやっぱり真剣に「親指さよなら大作戦」にとりくまねばと決意しました。決意はしたものの、決定打となるような「作戦」は思いつかず、周囲には「いざとなったら辛子があるわよ。」と強がりを言ってみたものの、実行に移す勇気もなく・・・ところが、偶然、ちょっとしたきっかけで、指しゃぶりを無くすことができました。
子供によって発達度、いわゆるReadiness(あることを行うのに準備ができている状態)の度合いはさまざまなので、全ての子供達に有効な方法は無いとはいえ、ネットなどで見たり聞いたりした「うまくいった話」と、うちの子供に2歳2ヶ月の時点で有効だった方法をご紹介しようと思います。