• 日本で分離されるCPO はIMP 型が多くを占めており、カルバペネムに対して明確な耐性を示さない型(MIC 値が上がらない)として知られています。
• MPEMのMIC値が0.25 ~ 1 μg/mL を示す菌は何等かの耐性因子を保有する可能性が高く
1)、これを見逃さずに検出することは、感染管理上極めて重要と言われています。
1) 日本化学療法学会, 日本感染症学会, 日本環境感染学会, 日本臨床微生物学会. 委員会報告 四学会連携提案 カルバペネムに耐性化傾向を示す腸内細菌科細菌の問題(2017) : カルバペネマーゼ産生菌を対象とした感染対策の重要性. 感染症学会誌 92(1). 1-9. 2018-01.
MPEM 0.125 μg/mL から搭載する「BD フェニックス™ グラム陰性菌用CPO パネル」ではMIC 値の上がらないCPO の推定が可能です。