テーブルトップ型全自動遺伝子検査装置 BD バイパー™ LT新発売
-クラミジア、淋菌検査を全自動で測定可能に-

2015/10/07
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。


日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 (略称「日本BD」、本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長 ジェームズ・リム)は、本日、テーブルトップ型全自動遺伝子検査装置BD バイパー™ LTシステム の発売を開始いたしました。 

最近では、若い世代での性感染症の増加が大きな問題となっています。BD バイパー™ LTシステム は、専用のパッケージ化された試薬を用いて、クラミジア・トラコマチス(以下、クラミジア)、ナイセリアゴノレア(以下、淋菌)を検出します。また、検体の種類としては、従来のスワブ検体や尿検体に加えて、子宮頸がん検査でよく使用される液状細胞診(LBC)検体も使用が可能となります。従って、液状細胞診 (LBC)の子宮頸がん検査を実施している施設にとっては、1度の検体採取により検査の種類が広がります。

初のテーブルトップ型全自動遺伝子検査装置となるBD バイパー™ LT システムは、BD バイパー XTRシステムの新しいシリーズとなり、スペースの限られたところでも設置できます。またBD バイパー™ LT システムは、全自動でオペレーターにとって役立つ多くの優れた機能を装備することで、検査効率の大幅な向上を実現しました。

特長:
検査の精度を向上
・貫通型のキャップを採用することで、キャップの開閉操作が不要になり、液漏れ・飛び散りなどによる検体間のコンタミネーションのリスクを軽減し、より精度の高い結果を提供します。
オペレーターの拘束時間を大幅削減
・装置内に検体ラックをセット後、測定結果の報告まで全自動で完結します。
・貫通型のキャップを採用することで、手動によるキャップ開閉の手間を省きます。
オペレーターによる操作エラーを防止
・試薬がパッケージ化されており、簡便に試薬をセットできます。
・試薬と消耗品の確認工程で、操作に誤りがあった場合はアラームが作動します。

BD バイパー™ LT システムの発売により、日本BDは、検査の効率向上を支援すると同時に、子宮頸がん液状検査用検体の活用を可能にしたことで、性感染症検査の普及に貢献してまいります。

製品写真

販売名:BD バイパー LT システム  製造販売届出番号::07B1X00003000151
製造元販売元: 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社