BDとエイパックス・パートナーズはグローバルの呼吸器事業の契約を締結したことを発表
エイパックス ファンドが新会社「バイエア メディカル」の最大株主

2016/10/13
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
(注: 本リリースは、米Becton, Dickinson and Companyが2016年10月4日(米国現地時間)に発表したプレスリリース “BD and Apax Partners Announce Closing of Joint Venture to Launch Global Respiratory Business” を日本語に翻訳再編集したものです。本リリースの内容については英文資料を基本とし、翻訳文と解釈が一致しない場合は英文を優先とします。詳細はhttp://www.bd.com/press/をご参照ください。)

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ニュージャージー州 フランクリンレイクス,ロンドン, およびシカゴ  — 2016年10月4日

BD (Becton, Dickinson and Company) (NYSE: BDX), 世界をリードするメディカルテクノロジーカンパニーとエイパックス・パートナーズ(Apax Partners)は、本日、呼吸関連事業(Respiratory Solutions)を世界で展開する独立会社「バイエア メディカル」 (Vyaire Medical)をジョイントベンチャーとして設立したことを発表しました。BDの呼吸関連事業の50.1パーセント 持分は、世界をリードする未公開株式投資会社エイパックス・パートナーズが幹事会社を務めるファンドに売却することで締結を完了しました。バイエア メディカルは、人工呼吸器、 呼吸機能測定装置、バイタルサインおよびエアライフ など、BDの呼吸関連事業のすべての事業系列を取り扱い、年間8億ドルの売り上げを予測しています。BDは、新会社において経営権のない出資者として49.9パーセントの持分を保有します。 

「バイエア メディカルを独立会社として設立するための準備や、デイブ・モウリーをCEOに任命するなど、過去6カ月間に渡るチームの働きに大変感謝しています。デイブは医療機器業界に25年以上在籍し、会社の成長や収益の面でも強力な成果を挙げてきました。彼はいかに組織改革をうまく実行するか、また優秀なマネージメントチームから協力を得られるかを知っています。我々は、バイエア メディカルが、既存の事業および買収の両面で、呼吸関連市場で世界をリードするトッププレーヤーに成長するよう、今後とも投資プログラムを強力に支援していきます。」とエイパックス・パートナーズの担当者、スティーブン・ダイソンは述べています。

「優れた製品、有能な人材、そして業界スタンダードとなる顧客サービス・サポートによって築かれたこの新しいブランド、バイエア メディカルの設立を大変うれしく思います。」とバイエア メディカルのCEO、デイブ・モウリーは述べています。「私たちの新しい会社は、お客様と協働するパートナーとして市場にイノベーションをもたらし、患者さんにより良いアウトカムを、お客様により大きな価値をお届けすることに尽力してまいります。」

カリフォルニア州のヨーバリンダ、カリフォルニア州のパームスプリングス、ミネソタ州のプリマス、メキシコのメヒカリ、ブラジルのコチア、ドイツのヘーヒベルクおよび中国の深圳に存在するBDの呼吸関連の事業所は新会社に移管されます。新会社は世界全体で5,000人以上の社員を雇用します。

「私たちは、バイエア メディカルが呼吸分野に特化し世界をリードする組織として、呼吸関連事業を推進していく能力に期待し、また自信をもっています。」と、上級副社長およびBDのメディカルセグメントの社長、トム・ポーレンは述べています。「私たちは、エイパックス・パートナーズとこのベンチャービジネスを通して引き続きパートナーシップを継続し、バイエア メディカルが呼吸ケアに特化した会社としてお客様や患者さんにより大きなインパクトを与えていくことを楽しみにしています。」

株式市場の状況にもよりますが、BDは本取引で得た資金を自社株購入に使うことを計画しています。現状の呼吸関連事業の収益性はあまり高くないため、本取引が2017事業年度業績に与える影響は1株当たり10セントから14セント程度の減益に留まると想定しています。また、本取引の完了時にBDは相当額の法人税を計上する予定です。

J.P. Morgan Secretaries LLCはBDのファイナンシャルアドバイザー、またSkadden、Arps、State、Meagher & Flom のリーガルアドバイザーを担当しました。

BDについて
BDは、創薬、診断および医療の提供の改善を通じて医療界を前進させる、世界的なメディカルテクノロジーカンパニーです。BDは、患者と医療従事者の安全および医療研究と臨床検査を可能にする技術をリードしています。BDは、医学研究とゲノム科学の進歩を支援し、感染症やガンの診断を向上させ、薬剤投与を改善し、感染予防、手術および介入治療を促進し、糖尿病管理を支援する革新的なソリューションを提供します。BDは、世界中の医療関連機関とパートナー関係を結び、最も困難とされる幾つかの世界的挑戦課題に対応しています。BDは50以上の国々に40,000名を超える従業員を擁しており、彼らは、医療アウトカムの改善を支援し、医療提供コストを節減し、医療効率を向上させ、医療の安全を改善し、医療へのアクセスを拡大するために、顧客およびパートナーと緊密に協働しています。詳しくは、www.bd.comをご覧ください。

エイパックス・パートナーズ(Apax Partners) LLPについて
エイパックス・パートナーズ LLPは業界をリードする世界的な 投資顧問会社です。30年を越える歴史の中で、エイパックス・パートナーズは総計450億ドルもの投資について資金を調達し、様々なファンドの幹事会社となってきました。* エイパックス・パートナーズが幹事会社となったファンドはヘルスケア、技術、電信、サービス、消費者向けの企業に投資を行っています。これらのファンドは世界クラスの会社を築くため、長期的なエクイティファイナンス(株式取得による資金提供)を提供しています。こうしたファンドは、医療セクターにおいて、医療機器、製薬、ヘルスケアなど80件を超える投資を実行しています。


バイエア メディカル (Vyaire Medical)について
バイエア メディカルは、世界で最も大きな「呼吸関連事業」に特化した会社で、患者さんの治療結果の向上および顧客の価値向上に注力することで、患者さんの生活改善をサポートします。2016年10月に設立され、初年度8億ドルの売り上げを予定しています。バイエア メディカルは、呼吸診断、人工呼吸、麻酔および患者モニタリングにおいて65年に渡る開発・イノベーションの経験をもちこの分野の進歩に貢献してきました。Bird、BearやJaegerなど業界のパイオニア的ブランドからAirLife®、Vital Signs®、 Viasysやその他多くの業界をリードするブランドまで、世界中の呼吸治療や麻酔分野の専門家に認知・信頼され、好まれている20,000種類もの品目数を保有しています。バイエア メディカルの従業員数は、全世界で5,000人以上を数え、医療従事者や医療施設と共通の目的に向けて緊密に協働し、ワールドクラスの製品、サポート、サービスを提供し、社会の健康全般に貢献しています。詳細については、www.Vyaire.comをご参照ください。
 
* 1981年以降の投資-投資コミット額は2016年6月30日時点の外国為替レートを用いてファンド通貨から米国ドルに転換された。


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本プレスリリースに提示される資料と発表される業績には、将来の売上高、1株当たり利益および収益を含むBDの業績や、BDが発生すると予想するもしくは将来起こりうると想定する事態ないし展開に関連した (米国連邦証券取引法が定める)「将来見通しに関する説明」が含まれています。そうした説明はすべて現時点における将来見通しに基づいており、多くの事業リスクと不確実性を孕んでいます。従って実際には、そうした説明の中で記述され、示唆されあるいは想定された事態と実質的に相当乖離した結果が生じる可能性があります。本文書に含まれる将来見通しに関する説明と実質的に乖離した結果をもたらす要素には、競争要因、価格設定および市場シェア向上への圧力、金利や外国為替相場の変動、製品開発に固有の困難と製品上市の遅延、地域・国・外国における経済環境の変動、エネルギーコストの更なる上昇と特にそれがBD製品のコストに及ぼす影響、原材料コストの変動とその入手可能性の変化、信頼できる納入業者の確保と関係の維持に関するBDの能力の向上/低下、(連邦証券取引員会へのBDの届出文書に記された) 訴訟に係る不確実性、将来の疾病流行の影響、医療関連法規やその他の政府規制の変更、新会計規則の発行または現行の会計規則の改定ならびに、新聞発表等および連邦証券取引員会へのBDの届出文書に記載のその他の諸要素が含まれますが、それだけに留まりません。なお、BDとしては、適用される法または規則に基づく要請がない限り、本日以降発生する事象や状況を織り込んで「将来見通しに関する説明」を改定するつもりがないことを付記します。