日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 (略称「日本BD」、本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長 阿知波達雄)は、インフルエンザ、アデノ、RSV、A群ベータ溶血連鎖球菌などを、手のひらサイズのポータブル機器で迅速に計測する、BD ベリター™ プラス アナライザーを新発売しました。
1999年、日本BDは日本で初めてインフルエンザ迅速診断キットを発売し、以来、先進的な技術を進化させ、日本における感染症の迅速診断市場をリードしてまいりました。このたび、現行のBD ベリターシステム リーダーのニューモデルとして発売された「BD ベリター プラス アナライザー」は、データ管理などの機能がアップし、測定から報告、記録までの一連の検査フローの改善に貢献します。
特徴1: 「手動測定」と「自動測定」の選択: 業務状況に合わせた操作オプション
手動測定モード: 判定時間経過後にBD ベリター プラス アナライザーを使用する測定方法で、複数の検体を連続的に測定するのに適しています。
自動測定モード: BD ベリター プラス アナライザーが判定時間を自動計測して測定結果を表示する測定方法で、測定中、他の作業を併行して行うのに適しています。
特徴2: 測定結果を印刷:結果記録ミスのリスクを軽減
測定結果を印刷することができます。* 機器の画面上の結果は一定時間後消えますが、印刷することで結果を確認でき、記録時や報告時のミスのリスクを軽減します。
*専用プリンター(別売り)が必要となります。
特徴3: バーコードオペレーション対応:検体のダブルチェックで記入ミスを低減します。
検体/患者ID、検査担当者ID、検査キット情報を読み取ります。検査システムや電子カルテ入力時の、ダブルチェックに活用できます。
*BD ベリター インフォスキャン(別売り)が必要となります。
特徴4: PCへのデータダウンロードが可能です。
測定結果をPCにダウンロードすることで、検査数や陽性率などのモニタリングに活用できます。また、ISO適合のための精度管理試験結果の蓄積も可能となります。
*BD ベリター インフォスキャン(別売り)が必要となります。
BD ベリター プラス アナライザーは、測定操作に新たな機能が加わったことで、検査室の生産性向上とともに、データ管理の性能を大幅にアップしたことで、より簡便で確実な測定データの管理を実現し、感染症診断のマーケットリーダーとして、患者さんの健康に貢献してまいります。
BD ベリター™ プラス アナライザー