BD (Becton, Dickinson and Company) (NYSE:BDX)はこのほど、ヴィンセント・フォレンザ (Vincent A. Forlenza)上級副社長が、2009年1月1日付けで社長に就任すると発表しました。現会長・社長兼CEO(最高経営責任者)のエドワード・ラドウィッグ (Edward J. Ludwig)は、引き続き会長兼CEOとしてとどまります。
ヴィンセント・フォレンザは、BDの3つのビジネス部門(BD メディカル、BD ダイアグノスティック、BD バイオサイエンス)と国際部門、品質管理部門を担当し、引き続きCEO室の役員となります。
エドワード・ラドウィッグは「ヴィンスはBDにおいて、長年にわたり戦略やビジョンの立案および、その実行面において重要な役割を担い、その成功に貢献してきた。新しいポジションにおいて、彼のリーダーシップ、コミットメントおよび決断力は、現在および将来のBDの成功を確実なものにしてくれるだろう」と述べています。
ヴィンセント・フォレンザは、1980年BDに入社し、現在55歳。BDにおいては、戦略企画、マーケティング、複数のビジネスユニットの統括、上級役員などのキャリアを務めてきました。これまで携わったビジネスは、BDの3ビジネス部門全般にわたり、ハイポダーミックビジネス ヨーロッパのジェネラル・マネージャー、ベクトン・ディッキンソン マイクロバイオロジーシステムの社長、技術・戦略・開発の上級副社長、BD バイオサイエンスの社長などを歴任してきました。2006年には上級副社長に任命され、現在BD ダイアグノスティックスの責任者です。