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第50回日本集中治療医学会学術集会 教育セミナー(ランチョン)25

開催地 京都
会場 第13会場(国立京都国際会館 5F Room G)
開催日時 2023年3月3日(金)11:40~12:40
備考 本セミナーは整理券制です。
配布場所:国立京都国際会館イベントホール内
配布時間:3月3日(金)7:15-10:30

※整理券はセミナー開始と同時に無効になります。
※配布場所・時間は急遽変更となる場合もございます。
※ご参加いただくには、学会登録が必要となります。
詳細は学会ホームページをご確認ください。

共催:第50回日本集中治療医学会学術集会
   日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

抗菌薬の適正使用に向けた血液培養検査の活用

座長:藤谷 茂樹 先生 聖マリアンナ医科大学 救急医学
演者:栁原 克紀 先生 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学分野(臨床検査医学)

集中治療領域における血流感染は重大な合併症であり、予後を改善するためには適正な抗菌薬投与が重要になる。原因微生物の同定には血液培養検査が大きな役割を果たすため、適切かつ迅速な検査の実施と結果報告を実践することが大切である。しかしながら、検査の精度や迅速性に影響する要因やde-escalationの重要性に関しては十分理解されておらず、さらなる啓発が求められる。
講演では、①集中治療領域における血液培養検査の意義、②血液培養検査の精度保証と検査の限界、③迅速な報告のために迅速な培養開始が重要である点、④耐性菌リスクと抗菌薬適正使用、について概説したい。
日本集中治療医学会、日本救急医学会ならびに日本感染症学会は、敗血症の啓発と対策を行うために Japan Sepsis Alliance(日本敗血症連盟)を立ち上げて立ちあげており、この活動に関してもご報告する。