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薬剤耐性(AMR)対策啓発活動の優れた取り組みを表彰

2017年11月発行
掲載内容は、情報誌「Ignazzo(イグナッソ)」発行時点の情報です。

内閣官房国際感染症対策調整室は6月、薬剤耐性菌対策の啓発活動を称える「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」を行い、以下の12件の取り組みを表彰しました。

■薬剤耐性対策推進国民啓発会議議長賞:
 ・青森県感染対策協議会(AICON)
 ・Smile Future JAPAN

■文部科学大臣賞:
 ・東北大学大学院医学系研究科・医学部 総合感染症学分野
 ・兵庫県立兵庫高等学校

■厚生労働大臣賞:
 ・佐賀大学医学部附属病院感染制御部
 ・まえだ耳鼻咽喉科クリニック

■農林水産大臣賞:
 ・動物用抗菌剤研究会
 ・日本養豚開業獣医師協会

■「薬剤耐性減らそう!」応援大使賞:
 ・静岡県立こども病院 ShizuokaAntimicrobial Team(SAT)
 ・新潟大学大学院医歯学総合研究科 微生物感染症学分野 寺尾豊教授
 ・日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
 ・さっぽろ獣医師会

文部科学大臣賞を受賞した東北大学大学院医学系研究科教授の賀来満夫先生は「感染症は個人を超える病気であり、社会全体で考えないと解決できない問題でもある。政府がこのような啓発活動を推進していくことは、感染症制御のための大きな第一歩であり、今後も”One health”という考え方に基づき、各々がお互いに守りあえる環境を作り上げていくことが大切である」と述べておられます。